自分に合うマットレスの選び方

マットレスを選ぶ際には、どんなポイントを見て選ぶといいのでしょうか。

これからマットレスを買う方、そろそろ変えたいなと思っている方にとって参考になるように詳しく説明します。


 

1.見るべきポイント

・サイズ

・寝心地

・硬さ

この3つのポイントを抑えることで、理想のマットレスにグッと近づけるはずです。
それぞれ細かく見ていきましょう。

2.サイズ

●セミシングルサイズ(幅80~90cm×195cm)

横幅が一般的なシングルサイズよりも小さめで、小柄な女性やお子様に適しています。
寝ている間にあまり動かない寝相の良い方にもお使いいただけるでしょう。
部屋が狭くても圧迫感がないため、ワンルームでお使いいただくマットレスにもピッタリです。

●シングルサイズ(幅100cm×195cm)

一人用として一般的なサイズで、普通体型の方であれば成人男性でも問題なく寝られます。
ほぼ全てのメーカーが販売しているサイズでもあるため、種類選びに困ることもありません。
6畳程度の寝室であれば大きすぎると感じることなくお使いいただけます。

●セミダブルサイズ(幅120cm×195cm)

ゆったりと手足を伸ばして寝たい方、寝相が悪い方にお勧めの一人用マットレスです。
大柄な成人男性でも余裕を感じられますが、それほど圧迫感はありません。
好みの硬さや種類を選ぶ時にも困らない、ごく一般的なサイズです。

●ダブルサイズ(幅140cm×195cm)

二人用マットレスなので標準的な体型の成人どうしであれば問題なく寝られます。
ただし大柄な方だと窮屈に感じることもあるので、1サイズ大きめを選んだ方が良いかもしれません。
広めの寝室であれば一人でゆったり寝るためにお使いいただくのもお勧めです。

●クイーンサイズ(幅160cm×195cm)

二人で寝ても余裕のあるサイズですが、8畳程度の寝室でなければ圧迫感があります。
小さなお子様と夫婦で寝る場合にも使えるので、子育て中のご家庭に最適です。

●キングサイズ(幅180cm×195cm)

お子様が少し大きくなってからも添い寝ができるサイズです。
他のサイズに比べると種類が限られるうえ、搬入の際に経路が確保できるかといった問題があります。
購入前にはドアや通路のサイズをしっかり確認しておいてください。

3.寝心地

【コイル系マットレス】

●ボンネルコイル

・連結したバネにより、面で身体を支えるマットレス
・耐久性や通気性に優れており、硬めの使用感が特徴
・ポケットコイルより安価なものが多い
・重量があるので移動させにくく、振動が伝わりやすいので2人寝には不向き

<こんな人にオススメ>

硬めの寝心地で反発力も強いので、大柄な方や腰痛が気になる方におすすめです。また、通気性も高いので湿気が気になる方にもおすすめです。
しかし、コイル同士が繋がっているため横揺れが大きく、二人以上で寝る場合は気になるかもしれません。

 

●ポケットコイル

・バネが独立しており、点で身体を支えるタイプのマットレス
・振動が伝わりにくく、体圧分散性に優れているため、2人寝に向いている
・製造方法が複雑なので、ボンネルコイルより高価なものが多い

<こんな人にオススメ>

眠りが浅くて困ってる方におすすめです。バネが一つ一つ独立しているので、体にフィットしやすく、理想的な寝姿勢を朝まで保ちます。
価格帯が他のタイプと比べて高めですが、寝心地にこだわりたい人に良く選ばれています。
体圧分散性や耐久性は詰め物のウレタンフォームに大きく影響されるので詰め物の品質もしっかり吟味することが重要です。

 

【ノンコイル系マットレス】

●ウレタンマットレス

・ベッドマットレスのなかで、最もベーシックなものがスタンダードウレタン
・軽量だが、ウレタンの性質上へたりやすく耐久性は低め
・マットレスのローテーション(裏返したり、上下の位置を入れ替えて寿命を延ばすこと)もしやすい
・プロファイル加工によって、空気の通り道を確保し通気性がよくなる

●低反発ウレタンフォームマットレス

・体圧分散性に優れており、押すとゆっくりと戻る反発力が低いマットレス
・身体にフィットしやすい、反面密着しやすいのでムレやすく、寝返りが打ちづらい
・高密度タイプはダニが入る隙がほとんどないので、繁殖の心配がほとんどない(側生地は除く)

●高反発ウレタンフォームマットレス

・弾力性があるためサポート性に優れている
・プロファイル加工によって空気の通り道を確保し、通気性がよくなる

●ファイバー系マットレス

・ポリエチレンやポリエステルなどの細い樹脂を、網目状に固めた素材
・軽量で通気性が良く、ムレにくいのが特徴
・洗うこともできるため衛生面が気になる場合でも安心して使える
・硬い寝心地(高反発)であるため寝返りを打ちやすい
・冬場は逆に風通しが良すぎるため、寝室環境によっては寒く感じることがある
・デメリットは熱に弱いので、電気毛布や湯たんぽの使用は避けた方が無難

4.硬さ

●ソフト

「低反発ウレタン」は、マットレスだけでなく、スポーツシューズや車いす、枕にも使用されており、柔らかく安心感のある素材として定評があります。 「ポケットコイル」も体にフィットし、柔軟性があります。 柔らかいマットレスは、横向き寝が多い方におすすめです。また、体重が軽めの方は体が沈み込みすぎる心配があまりないので、柔らかいタイプが好みの場合は、こちらを選んでもいいでしょう。

●レギュラー

「高反発ウレタン」と「ラテックス」は、きれいな睡眠姿勢を保ち、ストレスなく寝返りを打てます。 「高反発ウレタン」は密度が高いものを選ぶと、安定した寝心地と、適度な硬さを得られます。 「ラテックス」は、「低反発ウレタン」に近い柔らかさはありますが、沈み込むことはないため、独特ながらも安定した硬さを備えています。 仰向け寝の方や標準的な体重の方におすすめです。

●ハード

「ボンネルコイル」は、連結したコイルスプリングによって、体を面で支えてくれます。コイルならではのしっかりした硬さの寝心地です。 「樹脂素材」は、素材が樹脂のため、硬めの寝心地ですが、高反発ウレタンと同じく、健康に良い睡眠姿勢を保つことができます。 寝返りも打ちやすいため、肩こりや腰痛で悩んでいる方にも適しています。 しっかりした硬さのマットレスは、うつぶせ寝の方におすすめです。また、体重が重めの方も、体が沈み込まず、寝返りがしやすい硬めを選ぶといいでしょう。

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